どうも、まっちゃんです。
今回は、お金の基礎知識についてです。
資産運用やFIREといった実践的な行動をする前に知っておくべき基礎になるのでしっかり勉強しましょう。
それでは始めましょう。
基本的な考え方
<経済的自由>
- 所得とは大きく分けて2つ、労働所得と資産所得があり、その所得の中から生活費などの支出をまかなう。
- 労働所得とは、仕事で稼いだお金
- 資産所得は、株や不動産など資産になるものから得たお金
- お金持ちの定義とは、生活費より資産所得が多い人のこと。
- 経済的自由を手に入れた人が仕事をしている場合、それはお金のためでなく、楽しんで、自由に、自分の思うように仕事をしている人が多い。
お金持ちは、仕事をしなくても資産だけで生活できる人のことで、それが株だったり不動産だったり、預金だったりと形はさまざまなんだ。労働で稼ぐ年収はお金持ちとは関係ないよ。
<貯める、稼ぐ、増やす>
- 貯める:支出を抑えて、貯蓄を増やすことが大事。
- 稼ぐ:給与を増やすことも大事だが、事業を起こした場合の方が増え方は比較にならい。
- 増やす:支出を抑えて、所得を増やして残ったお金を投資にあてる。基本は長期投資。
給与を増やすのは増え方は大きいけど時間がかかるから、まずは支出を減らすことから始めよう。年間3万円給与を増やすよりも、3万円支出を減らすほうが簡単だよ。
貯める
<固定費を見直す>
- 通信費
- スマホや自宅のインターネット回線の契約内容を見て必要のないものを解約し、または、他キャリアに乗り換えることも考えてみる。例えば電話はインターネット回線で代用できるから、通話が必要か考えてみる。また、大手である必要はない(光回線の場合、プロバイダーで速度がかわることはなく、時間帯や住居の回線状況の方が影響が大きい)。
- 光熱費
- 電力会社は自由化が進んでいるので、安い電力会社を探す。供給もとの電力会社(例えば関東圏は東京電力)はかわらないので、契約会社がかわっても、電気の供給に影響はない。
- 保険
- 民間の医療保険は不要。日本の国民皆保険(社会保険)はかなり優秀で、1回の診療負担は3割、1ヶ月で10万円を越える部分については負担がない(高額医療制度)仕組みになっているので、保険については十分である。
- 火災保険:火事のときの損失が非常に大きいがしっかりカバーしてくれるので必要。
- 地震保険:損壊判定がかなり厳しく、大地震のときは適用されない場合もあるので不要。
- 車の任意保険:車使用者は必ず対人対物保険に入る。車両保険は修理費で使う・使わないの判断をしないといけないわりに、保険料が高いので不要(ほとんどの修理費は車両保険料の3~5年分で直せる、それ以上かかる場合は、買い替えも検討する)。
- 死亡保険:子供がいる家庭で、収入の柱(大黒柱)になる人に対して、子供がどのくらいの教育費や養育費がかかるか見極めて加入する。病死のときは死亡保険のみ、仕事中は死亡保険と労災保険、歩行者の場合の交通事故死は死亡保険と自賠責保険と任意保険、といった状況によって、遺族がもらえる保険金がかわるので、ある程度知っておいたほうが良い。夫婦のみでお互い稼ぎがある場合と独身は不要。
- 住居
- 費用を減らす目的であれば賃貸がよい。購入を検討する場合は、その家、住む場所にこだわりがある場合は購入で良いが、よくある、「賃料を払うならローンを組んで払えば自分のものになる」、「不要になったら売ればいい」のような考え方は、資産運用にあたるので、その場合は、購入しないほうがよい。
- 今後、日本の人口は減りつづけるので、郊外やマンションの中低層階など、一般のお客さんに紹介される物件は99%資産を減らすことになる。リセールバリューがよい物件(資産運用ができる物件)は不動産業者にとってお得意さんになるお金持ちにしか紹介されない。
- 車
- 公共の交通機関やタクシーの方が確実に安い。どうしても車が必要な場合は新車である必要はなく、中古でよい。また、買うときは売るときのことも考えて、なるべく、値が下がらない人気のある車を検討する。
- 税金
- 源泉徴収は給料をもらう前に、会社が払っているので、会社員は払っている感覚がない。また、会社員は節税する方法も限られている。
- 会社員はNISAやidecoやふるさと納税を活用する。
すべてやるのめんどくさいと思うかもしれないけど、1日仕事したと思って見直せば、1日の給与以上の効果が出るからやってみよう。
稼ぐ
<ステップアップ>
- 給与をあげる:安定性があるが限界もある。
- 昇進や転職をしながら給与を上げつつ、スキルアップをする。
- 事業所得を得る:不安定ではあるが所得に限界はない。
- 今までに得たスキルを活用して、まずは副業、軌道に乗り始めたら本業にしていく。
- 公務員は副業が法律で禁止されてるため、注意が必要。事業者が本人でなければ問題ない。
- 会社員は副業を法律では禁止されていないが、禁止をしている企業もある。その場合、副業のほうの所得を自分で申告すればばれない(手続きが必要)。
- バイトやパートといった雇われる副業は100%ばれるので注意。
大手でも倒産する時代。スキルアップを意識して、いつ何があっても平気な状況を作っておければ、会社員でいても、独立しても安心。何もしてない人がハイリスクを背負っていることを覚えておこう。
増やす
- 貯蓄
- 会社員は生活費の半年分、個人事業主は生活費の1年分を確保して、必要になるまで絶対に使わない。
- それ以外の余剰金を投資にあてる。
- 利回りの相場を知る
- 年平均は5~7%で、それより低い場合はローリスク、それより高い場合はハイリスクか詐欺の可能性がある。
- 株投資
- 株を買う場合は、自分の資金内でかつ、目的を持って購入する。
- 信用取引を利用する場合は、しっかり勉強した上で、リスクについても十分理解する。(資産運用とはいえないので本記事ではこれ以上触れない)
- 証券会社や銀行の窓口ですすめられる投資信託(アクティブファンド)は手数料が高く、成績があまりよくないので手を出さない。
- 株を知らない初心者でも買うべきといわれるほど、信用できて手数料も安いのがインデックスファンド。あくまで10年以上の長期投資が前提である。(S&P500、VTI、オールカントリーの3つ)
- 4%ルール
- 利回り5~7%のうち、年4%分を取り崩しで生活していくこと。この方法は理論上、資産を減らすことはない。
- 年間生活費の25年分の資産が必要である。
- やってはいけないこと
- 窓口にいかない。
- ポンジ・スキームといった甘い話の詐欺には引っかからない。
- 新築ワンルーム投資はほぼ、採算が合わない。
- 未公開株はリスクが高い。
ポンジ・スキームとは、例えば1000万円渡せば、毎月10%配当もらえるといった話で実際は、最初に渡した1000万円から配当を支払われているだけで、何回か配当をもらうといなくなってしまう。のちに見つかったとしても、投資に失敗したといわれ、資金の回収が難しく、犯罪として立件するのも難しい。
昔からある詐欺の手法なので引っかからないように気をつけよう。
甘い話にはのらないこと。
今日の勉強は以上だよ。もっと詳しく知りたい人は本やYouTubeなども活用してみよう。
Twitterもやっているのでフォローしてもらえると嬉しいです。
これからも一緒に勉強していきましょう。
ご愛読ありがとうございました!